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1.制御塾

自動車をはじめ、最近の工業製品には多くのコンピュータが入っており、モーターや電池システムの制御、エンジン制御、車輪の制御、温度の制御、ドアの開閉の制御、等々、自動車の場合では100個程度のコンピュータが使用され、様々な対象をコントロールするための制御技術が製造業にとって非常に重要となっています。
しかし、現状のようなコンピュータ制御が増えたのは最近のことであり、メーカーには高度な制御技術を身に着けた技術者は多くなくて、その数少ない制御技術者はものすごく多忙で、技術を若い方に教える時間もない状態だと聞きました。制御技術者を出来るだけ早く育成することが世界中の製造業にとって必須となっています。「制御塾」という当社のトレーニングコースの各アイテムは、当社の経験のある技術者が作成したコンテンツであり、自動車をはじめとした製造業におけるコンピュータ制御に必要な基盤技術を身に着けるためのトレーニング教材となっています。
製造業のお客様から当社へは、数年かかっていた制御技術者の育成を数カ月に短縮したいという要請が多くよせられており、教材は、それぞれ「数日のコース」の教材ですが、これらの技術を身に着けることで、コンピュータ制御技術の取得期間を大幅に短縮することが可能となっています。
何故、「制御塾」というものを作ろうと考えたかというと、会社をつくったころ営業にいくと、「御社の実績をまず示してほしい。そのあとで具体的な話を聞く。」と言われることが多かったのですが、会社設立直後に「実績」などあるはずがありません。そこで、まず、自分たちの「著作物」を作って、その実績をPRしようと思いました。
制御塾を始めてみると、講師である当社の技術者と、受講者であるメーカーの技術者の信頼関係も生まれ、「この教材とはちょっと違うが、実際の業務でこんなことで困っている。相談に乗ってもらえないか。」といった声が寄せられるようになり、それまで話を聞いてくれなかったようなお客様から仕事を戴けるようになっていきました。
そんな経緯で始めた「制御塾」も、ロボットやマイコンを使うコースや、V字プロセス全体を俯瞰するようなコースなども含めて5種類のコースを実施しています。

(2024年1月)